どこまでも続く空は女の恋のようなものである。

「占いを見たら、俺たち二人ってすごくいい相性だって」と言ってごらん。素敵な言葉を言葉で確認することで「二人は間違いなく相性がいい」というそのとおりになると思わせる結果が期待していい。

例えば結婚前提のお付き合いのような長期的に彼女をひきつけておきたいのなら、優しくて、賢くて、さらに忠実、信頼のおけるなんと思いやりもある偉大な父親のような人になれ！そうすれば結婚できると思う。

女性にされた同じとおりの質問を聞き返してあげない男性は女性にモテることはない。女性は尋ねた相手に同じことを聞いてもらいたくてそんなふうに尋ねるのである。自分の質問は同様に聞き返してほしいという難しい生き物だ。

女の人と会話している最中に、枝毛を探していたことはありませんか？もし相手が同性ではなく異性の場合は、どうにかして緊張をほぐそうとしている、違う言葉を使うならば、好きという気持ちがある予想も考えてもいい。

「にこにことした笑顔＝肯定している」という意味。話をしているパートナーの自分に同意してほしいという気持ちを満足させることができる技術である。あなたの話した冗談や話をちゃんときいて笑ってくれたとしたら嬉しいのは当たり前だ。

初めてのデートでいきなり女性の気持ちを手に入れたいなら、まずはレストランの選択に大切な意味がある。レストランに女性が気持ちよく認めてくれたら、自分を肯定してくれた成功のメッセージと考えてもよい。

世にバッドボーイズ理論をご存知か。いつもはやさしさに欠け、四六時中自分の恋人を乱暴に扱っているのに、ときおりのぞかせる優しい言葉に慣れていない女はメロメロになってしまうというわけです。

相手への愛情というものは義理という関係の鎖だけで何とか保たれているといえます。そして当たり前ですが人間の本質は悪であるのだから、そんなか細い鎖は人間の気持ちの基本で気にせず完全にたち切ってしまうものです。

どこまでも続く空は女の恋のようなものである。どこまでも深い海は男性の恋愛のようなものである。どちらも空にも海にも場所に決して越えることができない上限も加減もあるのに気がつかない確率が高い。

ギブアンドテイクの二人は長期間継続すると予想することができる。人というものは「一人だけで大切にされている状態を何とかさけよう」とすることがふつうである。ということはつまり、「受けた恩は同じようなものを返したくなる心理」が働くということである。

彼女への愛を失敗しないよう何とかして告白しようとか、あなたの熱い女性への気持ちを言葉だけで伝えようなんて、身構える必要などない。熱い気持ちの自分自身の全身で表すのが本当の愛の告白といえる。

男性の愛には話す言葉よりも多くの沈黙が存在している。恋愛中の男が大切な恋人にしっとりと語りかけているとき、聞いている女の人は男性の言葉よりも沈黙に聴き入っているのだ。

「俺が守ってやる」などといった強い男らしい憧れのナイトのような言葉に口説かれてしまうという女性が少なくない。しかしながら有言実行できない男性とはすぐに別れてしまうかもしれないので用心しよう。

ただ女性が、男のなんでもないような会話に心底話を聞きなさい。「すごい、素敵、それでそれで？」と身を乗り出して眼を輝かせながらロマンをきちんと聞いてあげること。それだけで十分です。

女性は外観についてのいいねという賛辞は嬉しくありません。それ以外の、ちょっとだけの変化、がんばっているところを的確に褒め言葉をもらえたら女性はちゃんと見てくれてうれしくなるのはあたりまえ。